講師としての適正(レッスンの行い方)

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(1) 英会話講師コラム:講師としての適正(レッスンの行い方)
(2) レッスンに使えるサイト:ESL Board Games
(3) 英会話講師のためのワークショップ情報
(4) 求人情報
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■ 英会話講師コラム:講師としての適正(レッスンの行い方)
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第1回目の前回は「講師としての適正(ヒューマンスキル)」について
見てみました。今回は多くの面接で実施される「デモレッスン」のテスト
で気をつけるべきポイントを中心にお話したいと思います。

さて、英会話を教えた経験については、過去の講師経験を優遇するスクー
ルと、あまり考慮しないスクールとに分かれますが、ここでは「講師経験
を優遇する場合」を前提にお話いたします。

募集要項に「経験者優遇」と書いてある場合、ほとんどのスクールでは
面接時に「デモレッスン」を行います。その際、下記のようなことを
チェックしてみましょう。

(1)レッスン全体の流れは適切か
(2)課題の提示・説明方法は適切か
(3)練習方法は適切か
(4)褒め方、間違いの直し方は適切か
(5)板書の仕方、メモの取り方は適切か
(6)目線の配り方、声の大きさは適切か
(7)講師の雰囲気作り、演技力、ジェスチャーはあるか

それでは順をおってご説明いたします。

(1)レッスン全体の流れは適切か

一般的なレッスンの流れはこのようになります。

●ウォームアップ→生徒を英語モードに引き入れるためのスモールトークです
●イントロダクション→本日の課題・テーマを意識したスモールトークです
●ターゲット→本日の課題についてわかりやすく説明します(英語・または日本語)
●プラクティス→本日の課題をリピートにより定着させます
(必要があれば単語の導入も行います)
●応用→実際に使われる場面を想定しロールプレイや反復練習を行います
●まとめ→質問があれば受け、本日の課題のまとめと宿題の話をします

デモレッスンは時間が短いので「イントロダクション」「ターゲット」
「プラクティス」のいずれかの部分のみを行うか、または各パートを
短くし全体を通して行う形となるでしょう。
いずれにしても、ターゲットを明確にすること、また反復練習で定着
させることが大事です。
 

(2)課題の提示・説明方法は適切か

デモレッスンでは対象となる生徒のレベルが提示されます。
初心者対象の場合、多くのことを一度に教えるのではなく
「ターゲットを絞って」教える必要があります。

たとえば不定詞の場合、「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」を
全て教えようとするのではなく、一番会話に使えて生徒が理解しやすいものを
優先して選ぶべきです。

中級者をターゲットとして指定される場合(そのような場合はほとんどない
と思いますが)まず全体を説明してから細部に入る、という方法も考えられます。

文法の説明は口頭だけでなく、イメージや図をすぐに書けるようにしておく
と良いでしょう。

初心者向け 文法書は書店にたくさん出ています。
イメージ・図を用いてわかりやすく説明しているものが多いので
それらを熟読し、人に教えるときにはどのように教えるのか、
常にイメージしておくと良いでしょう。

※イメージがのっているお薦め文法書:

総合英語Forest  http://tinyurl.com/4yfppq
英会話なんて中学英語。―かんたんじゃん!  http://tinyurl.com/3z3wgo

日本語と英語のバランスについては、そのスクールのメソッドにもよりますので
事前にチェックをしておきましょう。英語のみでレッスンを行っている場合、
デモレッスンも英語のみで行ったほうが良いかもしれません。

ただし一般的には、日本人講師の良さを生かし、日本語を使うべきところには
日本語を入れていく指導方法が望ましいと思います。
(生徒のレベルにもよりますので一概には言えませんが)

早い英語のみで説明をしても生徒には全く内容が響きません。
さらに自信を失うだけです。
自分の英語力を誇示するのではなく、あくまで「わかりやすさとは何か」
を常に追求するようにしましょう。

次回は、本日の続き「練習方法」「褒め方、間違いの直し方」などから
お話したいと思います。お楽しみに!
■ レッスンに使えるサイト
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ESL Galaxy:Communicative ESL Board Games
http://www.esl-galaxy.com/board.htm

楽しい英会話レッスンを行うためには、大人の生徒であっても
時にボードゲームなど テキスト以外のマテリアルを使う
ことはとても大事です。

ちょっとした気分転換のエクササイズに使える
ボードゲームがたくさんあるのがこのサイト。

生徒さんも気負わずに楽しく取り組めると思いますよ!

■ 英会話講師のためのワークショップ情報
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Certificate in Teaching Japanese Students

●日程 
東京:2008年6月1日(日)10時~17時30分
大阪:2008年6月8日(日)10時~17時30分
名古屋:2008年6月15日(日)10時~17時30分

●場所:
東京:東洋学園大学 1号館2F フェニックスホール
大阪:大阪 大阪南YMCA
名古屋:名古屋 中京大学 センタービル0602号室

●主催:OUP& David English House
●内容:日本の中学・高校・大学・成人向けに英語を教える先生向けのトレーニングコース。
●資格:Full Certificateをとるには2つのコースに出席の上、レポート提出。
Introductory Certificateをとるには1つのコースに出席の上レポート提出。
●2008年のコース内容
※Dr. Rob Waring(Associate Professor of English Notre Dame Seishin University)
Reading skills – methods and applications
※Alastair Graham-Marr(Associate Professor of English Tokai University)
Teaching skills for listening and speaking
※Grant Trew(ELT materials writer and testing consultant)
Teaching natural English – helping students use language appropriately
※David Paul(President of David English House)
Personal construct psychology and its implications in the Classroom

●参加費:ETJメンバー4500円、メンバー外5500円
●申し込み・詳細:http://www.oupjapan.co.jp/events/deh08s/index_jp.shtml
■ 求人情報
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●希望勤務地、業務形態(正社員、パートなど)、
仕事内容(英会話、TOEIC、塾、マネジメントなど)

ご希望条件を入れて検索できます。

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発行元:英会話講師の募集・採用・求人総合情報サイト~英会話講師.com 
URL:http://www.eikaiwakoushi.com/
英会話講師募集案内:http://www.85begin.com/teacher.htm
編集責任者:加藤いづみ
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