【子育てママ活躍中】人と接する仕事がしたい!子供の入学を機にはじめた英会話講師。家庭と両立の工夫とは?
英会話講師の仕事は、妊娠・出産後に子育てしながら働きやすい仕事です。
特に、お子さんが就園、就学のタイミングで、「子供が帰ってくるまでの短い時間だけど働きたい!」「英語を活かして人と接する仕事がしたい!」というお母さんたちが活躍できる仕事です。
今日は、小学6年生と中学2年生の2人のお母さんであるりさ先生に、英会話講師の働き方インタビューをした内容をご紹介します。
りさ先生がマンツーマン英会話講師のお仕事をはじめたのは5年前、お子さんが小学1年と4年のときです。
それまでは育児中心の日々を送っていましたが、お子さんが小学校にあがったタイミングで英会話講師の仕事をはじめました。
現在もご家族との時間を最優先にしつつ、英会話講師として生徒から信頼される講師として活躍するりさ先生に、「仕事探しのこと」「家事とレッスンの時間の使い方」「家庭と仕事の両立で工夫していること」についてインタビューしました。
人と接する仕事がしたい!
りさ先生がマンツーマン英会話講師をはじめたのは、お子様が小学校にあがったタイミングですが、それ以前には何かお仕事をされていましたか?
はい、1年半ほど、在宅ワークという形で、Z会の添削をしていました。
子どもたちが寝てから深夜や早朝にやっていたのですが、黙々と添削用紙と向き合う仕事なので、「人と接する仕事がしたい!」という気持ちがどんどん強くなってきたんです。
子どもたちが小学校に入ったタイミングもあり、「外に出て人と関わる仕事をしよう!」と思ったことが仕事探しのきっかけでした。
長いブランクがあったとのことですが、仕事探しはどのように行いましたか?
私は大学卒業とともに結婚したので企業経験があまりなく、一般企業に入って仕事をするのは自分には難しいだろうな、という思いがありました。
また、子どもたちが学校に行っている短い時間だけしか外に出られないので時間的にも一般企業で働くのは難しいと判断しました。
また、英語が活かせる派遣会社にも登録しましたが、やはり勤務可能時間が短いため、なかなかマッチした案件をご紹介いただけませんでした。
そして、いろいろと考えた結果、英会話講師ならばある程度フレキシブルに働くスタイルもあるのかもしれない、という考えになりました。
そこで、「英会話講師 求人」というワードでネット検索をはじめ、目に留まったのが大手英会話教室さんとビギンさんの求人サイトでした。
10時~14時という時間の制約があっても働ける仕事
ただ英会話教室のほうは、やはり時間的な問題で難しいことがわかりました。
平日夜や週末に働けることが必須だったからです。
ビギンさんは、自分の働ける時間をまずオンライン履歴書で提出したところ、面接のご連絡をいただきました。
私は子どもが学校にいっている間だけ、しかも、最初からハードに働きたいわけではなく、子どもたちの成長とともにゆっくり働きたいイメージがあったので、そのことを面接のときにビギンさんに伝えました。
私のスケジュールの希望も加味いただいたうえで、ビギンさんから合格のお知らせをいただいたときはとても嬉しかったです。
子どもたちの成長とともに生徒の数を増やしていきながら、現在は7名の生徒を教えています。
テキストだけのレッスンには絶対したくないから準備は手を抜きません
レッスンやレッスン準備はどんなことをされていますか?
生徒さまの希望は様々です。
旅行英会話、日常英会話、海外帯同の英語準備、産休中のレッスンの方など。
基本的にはメインのテキストを1冊使っていますが、テキストだけで終わりたくないので、その方にあわせたカードやダイアローグ、ハンドアウトなどを準備しています。
どんな教材を作ろうかな?と構想を練るところは、それこそ、24時間、気がついたときにしています。
買い物をしながら、「あ!このネタ、レッスンで使えるな・・・」というように(笑)
構想が浮かんだら、ネットでカードの素材を探したり、ダイアローグやハンドアウトをパソコンで作成したり、といった準備をして、レッスンに臨みます。
自分が作ったものに対する生徒の喜びが直に伝わる仕事
一人ひとりにあわせた準備を心を込めてされていらっしゃるのですね。準備が大変だと思ったことはないですか?
ないですね。準備もとても楽しいんですよ。
それに、自分で準備する分、自分が作ったものに対する生徒さまの喜びがダイレクトに伝わってくるのがとても嬉しいんです。
生徒さまから直接「先生、今日のレッスン楽しかったです!」と声をもらうことはもちろん嬉しいですし、ビギンさんを通して、生徒さまからのレッスン感想を伝えてもらえるので、間接的なフィードバックから手応えや喜びも倍増します。
ビギンさんからしっかりサポートしてもらえるので、とても心強いです。
週末は仕事を入れない。だからこそ家族から応援してもらえる
家族との時間を最優先にしながら英会話講師の仕事をするためにどんな工夫をされていますか?
5年前にはじめた頃はまだ下の子が小学1年生だったので、いきなりたくさんの仕事を入れずに、まずは担当生徒さま1人からはじめさせていただきました。
そこから徐々に生徒さまの担当数を増やしていったので、子供たちにもそこまで負担をかけずに、また自分自身も、無理ないペースでスタートできたことが大きかったと思います。
学校のPTA活動にも参加しているので、平日もイベント前の時期などはPTA活動に費やす時間は多くなります。
固定のレッスン枠でレッスンしている生徒さまと、その都度柔軟の予約でレッスンを受ける生徒さまがそれぞれいますので、PTA活動と時間を調整しながらレッスン予約をお取りしています。
もう少し生徒の数を増やしたいと思うこともありますが、PTAが終わるまでは、現在担当の7名の生徒さまがご希望のレッスン数を確保できるように、責任を持って担当したいと思います。
ご家族は英会話講師の仕事についてどのようにおっしゃっていますか?
主人は私の講師の仕事を応援してくれています。
家族が全員集まれる週末に仕事を入れない、と徹底しているので、理解を得られている部分もあると思います。
家族が全員集まれる週末の時間はこれからどんどん少なくなっていくと思うので、今はその時間を大事にしたいと思います。
子供たちは、私が英会話講師をしていることで、英語に対してポジティブなイメージを持ってくれているようです。
最近は、娘も相談役として頼りにしています。
レッスン準備の際にダイアローグの構想案が浮かばないときは、娘に「こういうケースなんだけど、どんなシチュエーションが思い浮かぶ~??」と聞いたりして、新しいアイディアをもらったりしているんですよ。
子供たちは、英語という存在を身近な、自然なものとして受け止めてくれているようです。
教えることは学ぶこと。生徒から学ぶことが多い、やりがいのある仕事
最後に、マンツーマン英会話講師のやりがいについて教えてください。
とっても楽しく講師の仕事をやらせていただいています。
生徒さま一人ひとり、個性も全く違うのですが、皆さんとても良い方なんです。
様々なお仕事や環境にある生徒さまから、学ばせていただくこともたくさんあります。
私はとても恵まれているな、といつも思います。
もともと、ハワイ大学で第2言語教授法の授業を履修していたこともあり、講師の仕事については学生の頃からとても興味がありました。
大学で学んだことを実際に、目の前の生徒さまに英会話レッスンとしてご提供し、その反応をダイレクトに感じることができる今の仕事はとてもやりがいがあります。
子供の成長とともに、レッスン数を徐々に増やしながら、これからも英会話講師としてキャリアアップをしていきたいです。