講師の方々はご自分の為にどのような勉強をなさっているのでしょうか
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英会話ビギン人気講師のユキコ先生、福田先生、Naomi先生に
皆さんのティーチングの疑問を解決いただくこのコーナー。
今日は「講師の方々はご自分の為にどのような勉強をなさっているのでしょうか」
というご質問について、
3名の先生たちに聞いてみました。
●先生たちの考えはこちら●
自分のためのスキルアップの方法は、
大きくわけて3つの方法があります。
まず1つ目がレッスン自体がスキルアップの場ということです。
レッスンは基本的に英語で進行します。
もちろん、プロジェクトでご紹介している動画のように
日本語も適宜使っていきますが、
ポイント的に日本語を使う以外は
基本的に英語で進めます。
レッスンの数が多くなれば多くなるほど、
英語での会話の時間が増えることになります。
そしてレッスンでは
生徒から実に様々な質問が寄せられます。
それらに答えていくうちに、
文法・語彙・表現などたくさんの知識が増えていきます。
そして大人の生徒はそれぞれにお仕事での
専門分野や趣味・興味がありますから、
それらの分野では生徒のほうが知識がうえなわけです。
そういった分野全てにおいて知識を持つことは不可能ですので、
自分のわからない分野にといては生徒から教わる、という気持ちを持って
謙虚に貪欲に知識を吸収しながら、スキルアップをしています。
また、2つ目としては、
レッスン準備も日々のスキルアップに役立っています。
特にマンツーマンレッスンでは生徒にあわせてネタを仕込んでいきます。
プロジェクトの中でご紹介している3つの王道パターンである
【Presentation】の部分は生ものですので、
リアルなトピックと結びつけるため、常にネタ収集をします。
例えばスポーツが好きな生徒を担当していたら、
スポーツニュースを見てスポーツ独特の表現を知る、などです。
【Practice】 や【Application】ではダイアローグを使いますが、
テキストのダイアローグがあまり使えない場合はここでも自分で作成をします。
Homeworkに出したTOEICや文法の問題などは、
生徒からどんな質問が出てもいいよう必ず事前にといておきますので、
ここでも知識が蓄積されていきます。
そして3つ目は、生徒と同様に、
「好きなもの」を通して英語に触れ続ける、ということが大事です。
一貫して英語に触れる、英語の世界とつながっていきます。
例えば読書、映画、海外ドラマなど、大量のインプットをいつも行っていれば、
生徒からふとした質問、
例えば「のけものにされる気がする」ってなんていうのですか、ときかれたときに、
本であった表現 feel left out がとっさに出てきたりします。
そしてAERA Englishなど英語学習者のための本を読むこともしています。
自分の勉強にもなりますが、学習法のコラムなどがあるので、
そういったコラムは、生徒へのアドバイスにも役立ちます。
何か特別な勉強をする、というよりはレッスンを軸にして、
生徒中心のレッスン内容を考えながら、
先生自身も自分の好きなことを英語で触れながら、
日々のスキルアップをされているそうです。