「話す話題を見つける」のも会話力である

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こんにちは。英会話ビギンのユキコです。

今日は、「英会話力とは何か」という
根本的な問いかけを元に
生徒さんを指導するにあたっての
大事なポイントについてお話しします。

一般の人たちが英会話を始めようとする時、
多くの人たちが英語を話せる、とは


1.単語をたくさん知っていること
2.正しい英文が使えること
3.発音が上手になること

ということだ、というイメージを持っています。
そして、それは、必ずしも間違ってはいないのですが、
それだけでは不十分です。
すなわち、「話すこと」がなければ話せない、
という点が抜け落ちているのです。

もちろん、単文を作ることもままならない
初心者の方に最初から話すことを探せ、
というのは無理がありますが、
一通り、現在形、過去形などの基本時制が習得できれば、
次は「自分で話題を探すこと」が意外と大事になってきます。

レッスンのウオームアップでよくやるフリートークで
講師がリードするのは当然としても、
いつも講師の方から話してばかりいると、
どうしても生徒さんは受け身の姿勢に終始してしまいます。

What did you do last weekend?といった質問も
毎週毎週していると、
Nothing special. といった答えで
ぽつっと終わってしまったりします。

では、どうしたらよいでしょうか?

私は、生徒さんに毎回のレッスンごとに必ず、
何か話題をみつけてくることを宿題にしたりしています。
ど~んなにつまらないことでも良いから、
何かしら一週間の間にあったことを話してもらいます。

I watched a TV drama and it was interesting.

と言ってもらえれば、

Oh, really? Who was in it? …Oh, I like him.
He is a great actor.

などと話をすることができます。

I cooked fried rice yesterday,
but it was not good.

のような何気ないことでよいのだ、という風に
いくつかの例を示すと生徒さんも考えやすくなります。

このことは、生徒さんに英語学習に対する
主体的な姿勢を促すことにもつながります。

暗記がものを言う学校英語と違って、
自分で話すことを見つけて、
自分で表現を考え、
話していかなければ会話というのは上達できないのだ、
という点に気付いてもらう良いきっかけにもなります。

是非試してみてください。


about me: ユキコ先生
指導歴15年の英語講師。英会話ビギン マンツーマン英会話レッスン講師他、フリーランス英会話講師として活躍中。中堅英会話スクールを中心に自営の教室を開いた経験もある。TOEICや文法のレッスンに定評がある。
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