生徒の「自己評価」を促す重要性
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こんにちは。
「マンツーマン英会話教授法3カ月講座」担当講師 英会話ビギンのユキコです。
日頃生徒さんを指導していく上で、
生徒さんが与えられたタスクをどの程度できているか、
常に評価するということは、講師の大切な仕事です。
生徒さんが講師が予想したよりも出来なかった場合、難易度を下げる必要がありますし、
逆に良くできた場合は少し難易度を上げて、生徒さんのレベルを押し上げる必要があるかもしれません。
レッスンのレベルが簡単過ぎず、難しすぎず、
生徒さんのレベルを少しずつ押し上げることができるように、
“講師が生徒さんを評価する”ということは
レッスンを効果的なものとしていく上で当然且つ必要不可欠なことです。
しかし、 講師が常に一方的に生徒さんを評価する場合、
生徒さんの自発的な学習姿勢を促すことはできません。
そこで、生徒さんの自発性を促すために、講師側からの評価だけでなく、
生徒さんに自己評価をしてもらうことが重要になってきます。
一つのアクティヴィティが終わったあとで、生徒さんに自分がどの程度できた、と思うか尋ねてみましょう。
この時、ただ単に”どのくらいできたと思いますか?”というふうな
大まかな質問はあまり効果がありません。具体的にきいてみましょう。
例)
1. 旅行の話を聞いて質問をする
wh-question (when, what, where, how, who等) yes-no questionなどを使って3回以上質問できましたか?
2.友人から貰った贈り物について話す
get~from~ /give~to~のパターンを上手く使えましたか?
~is made of~のパターンを使って贈り物の描写が上手くできましたか?
等々レッスンポイントに沿って自己評価してもらいます。
この過程で生徒さんは何がレッスンポイントだったのか、
何ができなければならないのかをあらためて認識する事が出来るので、学習にも有効です。
about me: ユキコ先生
指導歴15年の英語講師。英会話ビギン マンツーマン英会話レッスン講師他、フリーランス英会話講師として活躍中。中堅英会話スクールを中心に自営の教室を開いた経験もある。TOEICや文法のレッスンに定評がある。