カリキュラム作りはどうやって行えばいいですか?

カリキュラムの作り方

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英会話ビギン人気講師のユキコ先生、福田先生、Naomi先生に皆さんのティーチングの疑問を解決いただくこのコーナー。

今日はカリキュラム作りについてのご質問をいただきました。

「カリキュラム作りに関して質問があります。
各生徒様に最適なカリキュラムをどのように決定していらっしゃいますか?
生徒様に合ったテキストを決定してそれに沿って毎週こなしていくのがいいのでしょうか?
それとも、他に方法があるのでしょうか?」

先生たちの考えはこちら

英会話ビギン 英会話講師のNaomiです。

マンツーマンのレッスンの場合、その生徒さんに合ったカリキュラムを組むのが原則だと私は思います。
ただ、スクールでのマンツーマンレッスンは、そのスクールの方針などにより、講師が勝手にカリキュラムを組む事は難しいですよね。

私がプライベートレッスンをする場合、一番最初に体験レッスンでその生徒さんのレベルを把握します。
どの先生もそうしていると思いますが(^^)

そして、レベルを知った上で

◆英会話を習うきっかけ、動機
◆その生徒さんがどのようなレッスンを望むのか(日常会話、ビジネス会話、旅行会話など)
◆何を強化したいのか(文法、リスニング、発音など)
◆レベルについて弱点、強い点(文法はわかっているのに、文章が作れない・・・など)
◆日々の生活の中で、どのくらい英語の勉強に時間が割けるかなど
◆仕事、趣味などなど

多方面からカウンセリングを行い、レッスンのカリキュラムを立てて、レベルに合ったテキストを紹介します。

ほとんどの生徒さんが、紹介したテキストを受け入れてくださり、レッスンをスタートしています。
多分、生徒さんからすると「先生が紹介してくれるテキストなんだから良いに決まってるし、どれもこれも同じに見えて、よくわからない。だったら、とりあえず勧められたものでいいか」という気持ちかもしれませんよね。

そこで、大切なのが『カスタマイズ』なのです!
例えば10人の生徒さんが同じテキストを使ったとします。
同じテキストの unit1 でも、それぞれの生徒さんに対してレベルや性格、目的などによって10通りのレッスンが作れます。
マニュアル通りに全員に同じレッスンを提供することはNGです。

講師にとってレッスンプランを立てるのは、大変な労力が必要になります。
でも、それこそが、講師の腕のみせどころ、醍醐味、面白さなのです♪♪
と、私は思っています。
そして、定期的にカウンセリングをして、たまにカリキュラムの軌道修正も必要ですね。

これが『一人ひとりの生徒様をきちんと見られるマンツーマンレッスン』かもしれません。
いかがでしょうか?
参考にしていただけると嬉しいです。


about me: Naomi先生
大手英会話スクール、中堅英会話スクール、プライベート、小学校での指導を含め
計21年の英会話講師経験がある。
現在、マンツーマン英会話ビギンにて、ゲームやアクティビティを使った楽しくわかりやすいレッスンが好評。
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