通い続けたくなる英会話レッスンの工夫
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生徒さんが先生のレッスンを気に入り、忙しい中を英会話レッスンに通い続けるために
「生徒さんのモチベーションコントロール」
は、先生の大事な役割の一つです。
生徒さんのほとんどは忙しい社会人の方であり「上達の実感」や「英語の楽しさ」「達成感」を感じることができなければ、英会話の優先順位はすぐに落ち、レッスンをやめてしまいます。
それでは生徒はどのようなときに「達成感」を感じることができるのでしょうか。
・海外旅行で英語を使ってみる。
・日本で外国人に話しかけてみる。
・仕事などで接する機会がある外国人に積極的に話しかける。
・資格試験を受けてみる。
などでしょうか。
このように実践で使う場所がもてれば一番よいのですが、日本で生活をしていると難しい側面もあります。
そこで、「小さなことから上達を実感していただく」のが英会話講師としての腕の見せ所でもあります。
英会話ビギンで活躍されている先生方は、生徒さんがモチベーションを保てるよう様々な工夫を取り入れています。
先生方がどのように「達成感」を演出しているのか、その方法の一部をご紹介します。
(1)上達したところを具体的に褒める
どんなに上達をしている生徒でも、その上達を自分で実感するのは難しいようです。
そこで、先生が具体的に
「ここができるようになりましたね」
「語彙力がアップしましたね」
「母音の発音がほぼ完璧になりました」
など、どんなささいなことでもいいので上達したポイントをどんどん伝えてあげましょう。
褒められれば生徒のやる気は倍増です。
(2)レッスンでは「繰り返し」も大事
毎回新しい内容だと、生徒はプレッシャーを感じます。
「達成感」を感じることができるのは、新しい内容を学んだときよりも、むしろ過去にやった内容をすらすら言えたときなのです。
ですから、レッスンでは「復習半分、新しい内容半分くらい」を目安に「繰り返し」を意識します。
生徒が前に習ったことを言えていたら褒めてあげましょう。
生徒さんは褒められることによって伸びる方がほとんどです。
(3)定期的なカウンセリングの時間をとる
体験レッスンの時には、生徒の具体的な目標を聞き出しますが、それ以降にも定期的に「カウンセリング」というまとまった時間を設けます。
生徒の目標、やりたいことは様々な理由で刻々と変化しています。それを確認せず、はじめに決めたとおりのレッスンをずっと続けていると生徒は「今の自分」とのギャップを感じ、レッスンに魅力をもてなくなってきます。
3ヶ月に一度、または少なくとも半年に1度は、10分~15分のカウンセリング時間を設定しましょう。テキストが終わった、という区切りや生徒の目標が変わった(旅行の予定ができた、など)というときでも良いと思います。
いかがでしたか?
1回ずつのレッスンを充実させることはもちろん大事ですが、それ以上に大事なのが、「長期間通いたくなるレッスンとは何か」ということです。
英会話は続けてこそ力になるものですから・・・・
その他にも「モチベーションを維持するための方法」はいくつか英会話ビギンでは指導をしています。今回はこのあたりで、コラムを終わります。
お読みいただきありがとうございました。