採用される人材とは〜講師としての適正(レッスンの行い方)
ポイント5:板書の仕方、メモの取り方は適切か
レッスン中わからない単語があったときは
必ずメモに書き出し生徒に視覚的に印象付けましょう。
会話の流れで出てきた単語は、聞いただけではすぐ忘れてしまいます。
その都度 生徒に自分でメモをとらせる方法もありますが、
その場合会話の流れが途切れてしまうので、その場で講師がさっと書き出してあげましょう。
大きな教室ではホワイトボードに書き出し、
カフェ等でのレッスンの場合は100円ショップなどで売られている
小さなホワイトボードか、白紙の紙などに書き出せばよいでしょう。
それを生徒が自分のノートに書き写します。
レッスンの最後に、生徒がメモした用紙を使って簡単なチェック・ミニクイズを行うと生徒もやる気がおこりますし、
「今日はこれを習った!」という充実感・達成感を味わうことができます。
ポイント6:目線の配り方、声の大きさは適切か
たくさん発言する生徒に常に目線を置きがちですが、
全体にまんべんなく視線が移るように意識しましょう。
また、声の大きさは 大きすぎず、小さすぎず
聞き取りやすい大きさはどの程度なのか、研究してみましょう。
部屋の大きさ、周囲の騒がしさなどによっても異なるはずです。
ポイント7:講師の雰囲気作り、演技力、ジェスチャーはあるか
レッスンは 「会話の疑似体験」ですから、ある程度の臨場感を持って臨めることが重要です。
特に応用練習では、ロールプレイなどを取り入れますが
その際 講師が先頭に立って役になりきり演技をします。
恥ずかしがっていては生徒はついてきません。
また、フリートークなどでも多少大げさなジェスチャーやネイティブに近いボディーランゲージを使いましょう。
日本語を話すときのように淡々と抑揚のない話し方ではなく、
英語のレッスンでは講師は「エンターテイナー」になりきる必要があります。
大人気!英会話講師の採用記事シリーズ一覧
- 1. 採用される人材とは〜講師としての適正(ヒューマンスキル)
- 2. 採用される人材とは〜講師としての適正(レッスンの行い方)前編
- 3. 採用される人材とは〜講師としての適正(レッスンの行い方)中編
- 4. 採用される人材とは〜講師としての適正(レッスンの行い方)後編
- 5. 採用に必要な英語力はどれくらいか
- 6. 経験がなくても講師になれるのか
- 7. 給料の相場
- 8. パートタイム英会話講師
- 9. 講師になるための7つのステップ(1-3)
- 10. 講師になるための7つのステップ(4-7)
- 11. 英会話講師の勘違い1
- 12. 英会話講師の勘違い2
- 13. 英会話講師の勘違い3